
先日ユニクロに行ったときも思いましたが、今や店頭で当たり前のようにガードルやナイトブラといった補正下着が売られるようになっていて、本当に令和はすごい時代ですね…!
ところで、このガードルという商品ですがそもそも一体どういう役割があってなぜ履くのか知っていますか?

「ウエストや太ももを細く見せてくれるもの」という漠然としたイメージはありますが、どういう効果があるの?と言われると少し言葉に詰まってしまうかもしれません。

ということで、今回はそんなガードルについて役割や効果について説明していきたいと思います!
補正下着が初めての方でもわかりやすいよう解説したつもりなので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
そもそもガードルって一体何なの?

実は、もともとガードルはコルセットから派生した補正下着で初登場は1910年頃になります。
ガードルという言葉自体は第一次世界大戦の頃にコルセットと明確に区別するために使用され始めたみたいですね。
なので、期待される役割や効果もコルセットと同じで「女性のシルエットを美しく見せるために履くもの」という認識で良いと思います。
そんなガードルですが、その後は1950年代に全盛期を迎えるも1970年代にはすっかり衰退。現在まで注目されることもあまりありませんでした。
そんなガードルが再注目されるように
ただ、2010年代に入ってからワコールなどから現在のダイエット効果のある商品が現れ始めたせいか、今ガードルがジワジワ人気を取り戻しつつあります。
特に2020年は過去20年で最もガードルが注目されている年と言っても過言ではない!というくらい勢いを感じますね。
注目を集めているだけに各メーカーの新作商品のラインナップや動向が気になるところではあります…!
最新ガードルの機能と効果とは

さて、ガードルには着けることによってウエストやおしり・太ももなど下半身カバーしてシルエットを美しく見せてくれる効果がある…というのは説明したとおりです。
しかし、最新のガードルはものすごい進化を遂げていて、もの凄いダイエット効果を持つ商品も数多く登場するようになっています。
トレンドとしては、スポーツアンダーウェアのように重心やゆがみが出ないようコントロールしてくれる商品が多いのが特徴です。
というか、もはやアスリートの高性能インナーそのもので一言で言えば筋トレ効果があったり骨盤補正効果があったり…と色々な恩恵が得られるようになっています。
締め付けがキツいは昔の話
なので、最近ではどちらかと言うと履き心地はコルセットよりもスパッツに近いイメージの商品がほとんどですね。
「ガードルは窮屈で苦しそう」「履くのも大変そう」というイメージはもう昔の話で、縫製や素材の技術革新が進んでいるので履き心地はどちらかと言うと抜群です。
ただし、たまに「とにかくシェイプしたいから!」といってサイズの小さいガードルをつける方がいるのですが、これは大間違い!
キツくて苦しい上にボディラインも崩れてしまい良いことナシなので、ガードルのサイズはちゃんと商品のウエストとヒップサイズに合わせて適切なサイズを選ぶようにしましょう。
きちんと自分に合ったサイズのガードルを選べばきつくて苦しいなんでことにはなりませんよ!
骨盤が矯正されると全身がアガる

「少し消費カロリーが上がったり骨盤が修正されたくらいでなぜ痩せるのか」と不思議に思う方もいるかも知れませんが、実はこれにはキチンとした理由があります。
- 筋肉が正しく使われるようになると骨盤の位置が正しい位置に戻る
- 骨盤が正しい位置に戻ると、骨盤前傾によって起こっていた腰痛(反り腰)やX脚が改善される
- 反り腰やX脚が改善されると体幹を支える筋肉が使われるようになり背筋が伸びて姿勢が良くなる
- 姿勢が良くなると血行が良くなって顔色やむくみが改善、体の代謝機能も向上する
- 血流や代謝が改善すると冷え性など女性の未病が改善されるようになる
- 血流やリンパのむくみが改善すると脳への血流が増え脳のコンディションもクリアに
- この過程でヒップやウエスト、太ももはさらに引き締まりシェイプアップされていく
ということで、意外にもその恩恵は絶大!
結局、体というのはつながっていますから、不調にも大体連動性があって1つを根本的に解決すれば副次的に色々な部分が改善されていき、全身の体調が良くなっていくものなんです。
良くヨガトレーナーの方やパーソナルトレーナーの方がみなさん口酸っぱく骨盤骨盤言っていますが、やはりそれなりの理由があるんですよね。
最近の骨盤ガードルは種類も色々

さて、そんな最新ガードルの世界ですがガードルと言っても一口に色々な種類があります。
それぞれのメリット・デメリットについて説明していきたいところですが、ウエスト丈に裾丈、補正力に厚さ縫製とポイントが多すぎて長くなってしまうので、ここでは代表的な商品をいくつか紹介して行きたいと思います。
ユニクロ「ボディシェイパーショーツ」

特徴
ユニクロから出ているガードルで、何と言ってもネット通販を使わず店頭で普通に買うことができるのが大きなメリットです。
しかも、そのお値段は980円と格安!中学生のお小遣いで買えてしまう上にサイズ展開もXS~3XLと非常に豊富。
もちろん、安かろう悪かろうというわけではなくクオリティもしっかりしていて必要な効果はキチンと得ることができますよ。
ネットが苦手でガードルも使ったことがないというような補正下着初心者の方にオススメの商品ですね。
デメリット
980円のガードルなので、あまり文句は言えないのですが一番気になるのはやはりデザインですよね。
さすがにおばさんっぽすぎるというか…「もう少し頑張ってほしいな~」と鏡を見るたび思ってしまうので、使っていて高まる商品とは言い難いかもしれません。
それと、寿命が短いという意見が散見されたのも少々気になりました。
ネット通販や金額に抵抗のない人はワコールやセシールの商品を検討してみても良いかもしれませんね。
ワコール「肌リフト」

特徴
ワコールは補正下着としてのガードルにかなり昔から取り組み続けているパイオニア的存在、何と言っても信頼性の高さが挙げられますね。
デザインも商品ラインナップもとても豊富なので、自分に合った商品を見つけやすいのでネット通販に抵抗がなければぜひ一度サイトをご覧いただきたいです。
公式サイト以外に楽天やアマゾンでも購入できるので、こちらもやはり補正下着初心者の方にオススメのブランドですね。
デメリット
価格が少し高めでユニクロの5倍6倍は当たり前、ネット通販で現品チェックもできないので少し気になる方が多いかもしれません。
奮発して高いガードルを買ったのに全然効果がなかったり自分に全然合ってなかったりしたら目も当てられないですからね…。
購入の際には、商品の評判を口コミなどで詳しく調べてから買った方が損しないで済みそうです。
ヴィオエル「3Dスリムエル」

特徴
多分ブランド名を知っている方は少ないと思うのですが、ヴィオエルはナイトブラやガードルといった補正下着を多く作っていて界隈ではちょっとした有名メーカーです。
この3Dスリムエルは以前ガードルの効果検証した際に非常に高いカロリー消費が計測できたので挙げさせていただきました。
要するに効果重視ならこの3Dスリムエルがオススメ、ということですね。効果検証は別記事で詳しく行っているので、ぜひこちらをご覧ください。
デメリット
amazonや楽天でも買えますが、基本的には公式サイトが一番安いので良くも悪くも公式サイトで購入することになると思います。
仕方ない部分かもしれませんが、効果があるとは言え大手メーカーに比べてどうしてもカラーやサイズ展開が少ないので、購入の際はしっかり調べてから買った方が良いですね。
まとめ

特にここ5年以内に発売されたガードルは昔ながらの商品と全然違うので、体型にコンプレックスがある方にはかなりオススメの商品となっています。
「一度試してダメだった」「昔使ったけど続かなかった」なんて方もぜひ再チャレンジしてみて欲しいですね!
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