
唐突ですが、みなさんは自分のバストやウエストの形を頭に思い浮かべることができますか?毎日鏡で見ている人が多いと思うのでこれは結構簡単ですよね。
では、ヒップラインはどうでしょうか?

しかも、上田さんに言われて今見てみましたが、自分が思ったよりだいぶ老けててちょっとショックかも…。

この後ろ姿が老けて見えてしまう原因は主に猫背やお尻の垂れ・形の崩れによって起こるものですが、そんな悲劇を食い止めてくれるのが骨盤ガードルという矯正アイテムです。

ということで、今回はそんな骨盤ガードルの正しい使い方をマスターしてヒップラインや姿勢を最大効率でしっかり矯正していきましょう!
目次
年齢とともに変化し続けるヒップ
自分ではわかりにくいヒップの変化ですが、バストやウエストと同じように加齢の影響を受けるので”垂れ”が起きています。
これは客観的に見ると一目瞭然なので、まずは加齢とともにヒップラインがどのように変化するのか実際に見ていきましょう。
20代に多いまだヒップが垂れていない若々しい状態です。
横から見るとちょうど半円形のような形になっていてキュッとまとまったお椀型が特徴です。
【ステップ1】
30代に多いヒップ下が少し崩れた状態です。
ヒップの下側がだんだんたわんでいき、太ももとの間の段差(メリハリ)が少しずつ失われてくる頃です。

【ステップ2】
40代・50代に多いヒップ全体が下がった状態です。
トップが下がるのでヒップとウエストとの間の段差(メリハリ)もなくなり、お尻全体が四角くなっていきます。
ヒップのボリュームを高めていた脂肪が失われて下方に垂れさがるので、ピーマン型と呼ばれることもありますね。

【ステップ3】
60代以上に多いヒップの側面が削げて内側に流れた状態です。
この時期になるとヒップは完全に下垂してしまっていて、横から見るとウエスト・ヒップ・太ももの境界線もほとんど良くわからない状態です。
もし、50代を過ぎてヒップの肉が内側に流れてきたら、それはかなり要注意ですね。

このように全ての女性のヒップは段階的に変化していきます。
しかし、変化のスピードには個人差があり同じ30代でステップ1の人もいればステップ0の人もいます。
このような差はどこで生まれるのかと言うと、それはひとえに日頃のケアの仕方の違いがあるからの一言に尽きます。
加齢による変化はガードルで止められる!
補正下着は加齢と共に崩れる体型をサポートしボディラインを美しく見せてくれるアイテムですが、その中でもヒップラインのケアに特化したのがガードルです。
ここで、ガードルを履くと実際にどのような効果があるのかビフォーアフター写真を見てみましょう。

こちらは30代後半の女性、ガードルを履く前はヒップが下に垂れているのがわかりますが、ガードルを履くことでヒップが本来の位置まで持ち上げられ若々しいシルエットになっています。
最新ガードルは骨盤までケア

特に40代以上の方はガードルと聞くと「着ている間だけ体型を鋳型のように矯正してくれるもの」と思っている方も多いのではないでしょうか?
でも、実は近年のガードルはかなり進化していて今や「筋肉や骨盤にもアプローチしてくれるダイエット効果があるアイテム」へと変貌を遂げています。
要はアスリートが履いている機能性インナーのように姿勢をコントロールしてくれる特殊な縫製が採用され始め、筋トレ効果や骨盤矯正効果があったり色々な機能をもつ商品が登場してるんですね。
なので、ガードルを履くことによって体型の変化を防ぎ若々しさをキープできる、というわけなんです。
ガードルはどうやってサイズを選ぶの?

そんなヒップアップにもってこいのガードルですが、その補正効果を正しく発揮させるために何よりも大事なのはサイズ選びです。
といっても難しいことは何もないのでご安心ください。自分のサイズを確認するために測る場所はたった2ヶ所だけ。
- ウエスト
ウエストの一番くびれてるところを水平に測ります。 - ヒップ
ヒップの膨らみの一番高いところを水平に測ります。
サイズを測ったら、その数値を元に目当てのガードルのサイズ表を確認すれば自ずと自分の体型に合ったガードルを履くことができます。
もし、店頭に売っている商品を着る機会があるのであれば屈んでみたり体を動かしてみたときに
- 締め付けが強すぎないか
- ズレたりめくれたりしないか
- 体に合っていないような違和感がないか
といった点まで確認できれば完璧です!
ガードルの正しい履き方とは

さて、正しいガードルの選び方まではおさらいできましたが、実はガードルは履き方も正しくしないと効果が半減していまうというのはご存知でしたか?
ただ身に付ければ効果を発揮できるというものではなくて、なかなか面倒で難しいアイテムなんですね…。
でも、慣れてしまえば簡単なので「ガードルはどうやって履けば良いのか」しっかり学んでいきましょう!
- ガードルの上部を外側へくるっと丸め、両足を通します
- ガードルを上まで持ち上げたら、裾とウエストをしっかり伸ばします
- ウエストから手を入れ、太ももに流れているお肉をヒップに寄せ集めます
- ガードルをしっかり上に引き上げます
一般的なガードルの履き方は以上になりますが、もし商品説明書に履き方がキチンと書いてある場合はそちらを必ず優先してください。
商品特性に合わせたメーカーさん推奨の履き方をする方がより正しい効果を発揮することができますからね。
ガードルが履けたら、最初のうちは鏡を見ながら下記の項目と照らし合わせながらチェックしてみると良いかもしれません。
☑︎ウエストが緩い、キツかったりしないか
☑︎股部分が食い込んでいないか
☑︎裾がめくれていないか
☑︎ウエストの位置は正しいか
☑︎ヒップが潰れていないか
これができていればガードルの正しい履き方は完璧です。
正しい履き方をすれば理想的な補正力が発揮されるのでメリハリあるボディラインが実現しますよ。
ガードルはどんな時に履くべき?

基本的には負担でなければなるべく長時間使用し続けた方が効果があるものなので、仕事や家事、運動中などに心置きなく使っていただいて大丈夫です。
個人的にはボディラインが出やすいスキニーファッションもしっかりキマるので、お出かけの際にもぜひ着用して欲しいですね。
ただし、着けてはいけない瞬間も
ただし気をつけなければならないのは睡眠時の使用です。
寝ている間にガードルを身に付けてしまうと、締め付けによって血流を悪くしてしまう恐れがあるので大体の商品でNGとされています。
いくら長時間使用した方が効果がでるからと言っても、体調を崩してしまっては元も子もありません。必ず解放してあげる時間を作り無茶は避けるようにしましょう。
日中の時間でも毎日継続して正しい履き方を続けていれば、効果を実感できる日が来るはずですよ。
初心者にもおすすめのガードル
最後に、ガードルが初めてという補正下着初心者の方にもおすすめの商品をいくつか紹介していきたいと思います。
効果や使い勝手などそれぞれ特徴ある商品なので、ぜひ参考にしてみてください!
ユニクロ「ボディシェイパーショーツ」

特徴
あのユニクロが出しているガードルで店頭でお気軽に購入できる数少ないガードルです。しかもお値段なんと980円!
デザインは若干難ありではありますが、サイズ展開もXS~3XLと非常に豊富でクオリティも高いので最初の1枚にはオススメの商品です。
ワコールのガードル

特徴
実はワコールは10年以上前から現在の機能的なガードルを研究し続けているメーカーで、確かな実績と信頼があります。
ちょっとお高いのは難点ですが、デザインも商品ラインナップも豊富なので何と言っても選ぶ楽しさがありますね。
1枚目はまず店頭で相談しつつ購入してみて、2枚目からはネット通販という買い方が個人的にはオススメです!
ヴィオエル「3Dスリムエル」

特徴
ユニクロやワコールほど有名ではありませんが、ヴィオエルは補正下着専門の界隈ではちょっとした有名メーカーです。
実は3Dスリムエルは当サイトで以前詳しく効果を検証したことがあり、その時に結果が非常に優秀だったので紹介します。
つまり効果を重視される方にオススメの一品ということですね。詳しい検証結果については以下のページをご覧ください。
まとめ

長々と説明してしまったので「ガードルの世界は意外と奥が深くて大変!」と思ってしまった方も多いかもしれませんね…。
でも、正しく使えば正しい効果が発揮される商品なので、体型にコンプレックスがある方にこそぜひチャレンジしてみて欲しいですね!
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